2017
11.19

ル メリディアン シンガポール セントーサ ヘリテージスイート宿泊記

ル メリディアン シンガポール セントーサ ヘリテージスイート宿泊記

ル メリディアン シンガポール セントーサ Le Méridien Singapore, Sentosa のホテル宿泊記です。
セントーサ島の中心マーライオンプラザの前に位置し、目の前はモノレールの駅という好立地。観光にとても便利なホテルです。シンガポールの伝統的な建物をリノベーションしたヘリテージスイートルームに滞在しました!

ル メリディアン シンガポール,セントーサ
Le Méridien Singapore, Sentosa

【住所】 23 Beach View, Sentosa, 098679 SINGAPORE
【TEL】 +65   6818 3388

ご予約

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アクセス: チャンギ国際空港からホテルまでの行き方

空港からホテルまでの行き方はタクシーの一択です。(乗換えが多いのでMRTやモノレールを使ってのアクセスは現実的ではありません)
2017年に乗車したところ、メーター料金の19.30シンガポールドルに空港チャージや税金などが加算されて合計24.69シンガポールドル(2,095円)の支払いとなりました。タクシー代はクレジットカード払い可能です。

島内のホテル宿泊客はセントーサの入島料が免除されるので予約の控えを忘れずに!
島に入るゲートで確認されるようですが、ホテル名を訊かれただけで通過できました(笑)また、一時的に島から出る際はチェックインの時にレセプションから渡される再入島カードを使って無料で戻って来られます。

島内観光と周辺情報

カジノやユニバーサルスタジオシンガポールまでは歩いて行けます。
ルメリディアンシンガポールセントーサの前には島内を走るモノレール セントーサ・エクスプレス の「インビア Imbiah」駅があり、無料で乗れるのでセントーサ島の観光に便利でした。

また、メリディアンからシンガポール中心部の繁華街 オーチャード Orchard までタクシーで出たところ、メーター料金の10.05シンガポールドルに呼出し料や税金が加算されて合計13.68シンガポールドル(1,156円)の支払いとなりました。

Le Méridien Singapore, Sentosa

ルメリディアン シンガポール セントーサ ホテル

朝早く着いたのでアーリーチェックインをお願いしたのですが、全館満室とのこと。僕らの前のゲストも部屋のタイプは問わないので今すぐ入れるお部屋をと交渉していたのに断られていたので稼働率は高そうです。日本人ツアー客も大勢見かけて、セントーサ観光では定番のホテルのようですね。

ルメリディアン シンガポール セントーサ ホテル

レセプション

このホテルの特徴は目の前に建つ大きなセントーサマーライオン!
実際のところマーライオン像を見られるお部屋は館内でも僅かですが、日夜ホテルを出入りする度に姿を目にするハズ。夜にはライトアップもされていました。その様子は セントーサ・マーライオン Sentosa Merlion のページをご覧ください。

セントーサ マーライオン

Sentosa Merlion Singapore

Sentosa Merlion

ゲストルームは全191室。
正面側に建つのが1940年代のコロニアル建築を改装したヘリテージ棟で、裏側にもう一つコンテンポラリー棟があります。レセプションやプールはこの2つの建物の狭い隙間に位置するレイアウト。ヘリテージ棟とコンテンポラリー棟をつなぐホールはエッジが効いたデザインで、謎のオブジェも転がっていました。なぜここにレセプションを作らなかったのでしょうか?

シンガポール ホテル

セントーサ おすすめ

プール

2つの建物に挟まれたプール、これをホテルが公式にインフィニティプールと称するのは無理がある気がします。とは言ってもここは赤道直下のシンガポール、とても炎天下では泳げませんので朝や夕方は直射日光を避けられるのでこれはこれで有難い作りと言えるかも。

プール

プール

上の写真で右手に見えているのが「コンテンポラリー棟」で、外廊下になっています。ツアーでの宿泊やクラシックルームはこちらの建物となりますが、2012年のオープンとは思えないほど廊下や外観に傷みを感じました。
下の写真で左手に見えているのが「ヘリテージ棟」です。大きな窓はヘリテージスイートで、当ブログでその様子をご紹介します。

セントーサ ホテル

ヘリテージ・スイート
 Heritage Suite

ヘリテージ棟のヘリテージスイートに泊まりました。
かつてモーベンピックホテルだった時のヘリテージの名をメリディアンとなった今も使っています。特徴は天井の高さと窓の大きさ!これほど広い窓を持つホテルはそうそう無いでしょう。面積は40~48㎡です。

ヘリテージスイートルーム

お部屋に入ったところがリビング。
置かれているソファはベッドにもなるので家族で一室に泊まることもできそうです。バスにはリビングとベッドルームの両方からアクセスできる作りでした。

リビング

ル メリディアン シンガポール セントーサ ホテル

続くベッドルーム。
真っ白な壁が美しく、高い天井にはシーリングファンも付いていました。夕方にはターンダウンのサービスも入ります。

Heritage Suite Room

ル メリディアン シンガポール セントーサ

電動ブラインドは途中で止めることはできないようです。また、雨季のせいかガラスがかなり汚れていました。もっともこのヘリテージスイートはプール側(ホテル内向き)のお部屋なのでブラインドを開けたところで大したものは見えません。予算に余裕があれば正面側の ヘリテージ・マーライオン・スイート を指定して泊まると良さそうです。

Le Méridien Singapore, Sentosa

ル メリディアン シンガポール セントーサ ホテル

ワークデスク周り。
スイッチ類も洗練されていますね。コンセントはマルチタイプなので日本のそれを直接挿すことができました。空調の効きも良好です。

ル メリディアン シンガポール セントーサ ホテル

ミニバー

ネスプレッソが置かれており、ラウンジが無いホテルなのでコーヒーはお部屋で楽しむことに。フリッジにアルコール類の用意は無く、シンガポールらしく紅茶はTWGでした。無料のお水も4本あり毎日補充されます。

ミニバー

初日にフルーツも届きました。
ホテルからもらう果物ってあまりお味に期待できないのですが、メリディアンでいただいたものはとても甘い!こんなに美味しいドラゴンフルーツは初めてかも知れません。

プラチナ会員

バス

水回りも清潔に保たれており、とても広々としています。

ヘリテージスイート

バスタブとシャワー

ル メリディアン シンガポール セントーサ

ベイシンはシングルで水が派手に跳ねるのが難点。
ベッドルームとの間にある木の扉は閉めることができず、内側のスライドドアのみ開閉できました。

バスルーム

ル メリディアン シンガポール セントーサ ホテル

アメニティ

バスアメニティはまるで点心のようにセイロに収められていました。
東南アジアなので使い捨てのアメニティが多めですね、バスソルトも置かれていました。

アメニティ

カクテルアワー

館内のバー「WoW – World Of Whisky」では毎日午後6時~7時の間、Platinum Hour というサービスを実施。マリオット(旧スターウッド)のプラチナ会員はソフトドリンク、ビール、ワインと共にフィンガーフードをいただけました。人が少なく広々とした空間で雰囲気は良いと言えましょう。

SPG Platinum Hour

WoW - World Of Whisky

バー

牡蠣のチーズ焼きが美味しかったものの、無くなっても補充されることはありませんでした。もしカクテルアワーを楽しむなら早めに来た方が良さそうです。
日中は誰もおらず、ここで勝手にパソコンを広げさせていただきました。

ラウンジ

Tiger Beer

朝食

朝食はオールデイダイニングの「Latest Recipe」で午前10時半まで。
卵は注文を受けてから作ってもらえます。

レストラン

メリディアンホテルでお馴染み朝のアイオープナーも置かれていましたが、このピンク色の飲み物は「バンダン Bandung」なので要注意!きちんと書かれていたもののイチゴミルクか何かと思って口にしたのであまりの甘さに驚きました、マレーシアだけでなくシンガポールにもあるんですねぇ。

Latest Recipe

朝食

ジム

ジム

館内で見つけた通路。
このホテルは装飾に一貫性が見られず、デザインはやや迷走気味です。雨季のせいか夜の屋外は蚊が出たので日没後の外出は虫よけスプレー必須です。

夜景

まとめ

セントーサ島の観光には便利な好立地です。
ツアーでもよく利用されるようで、島内では比較的安く泊まれるのではないでしょうか。プールなどパブリックスペースが限られておりラウンジもありませんので、ホテルでのんびり過ごすより日中は遊びに出掛けて夕食後に寝に帰ってくる使い方が適しています。

スタッフの仕事ぶりは残念ながら抜けている部分が散見されました。
お部屋が準備できたら携帯に連絡をくれることになっていたのに結局かかって来なかったり、たった1時間のカクテルアワーも時間前にさっさとスタッフが引き揚げてしまったり、フレンドリーではありますがサービスが杜撰です。お部屋の設備などハード面は良いのですけどね、モーベンピックからリブランドされた後もルメリディアンの平均的な水準に達しているとは言い難く、ソフト面では大きな期待はしない方が良さそうです。

プロフィール
Kitagawa

Kitagawa
南国のアイランドリゾートから地球の果ての辺境まで、4か国語の会話力を駆使して2008年から2024年までに100か国以上を旅しました!飛行機の搭乗歴は1000回を超え、2012年にはFAA(アメリカ連邦航空局)のパイロットライセンスも取得。バンコク在住。
当ブログでは今まで訪れた旅先から、写真を17205枚と心に残った体験を1101件公開しています。(2024.04.19)

2017年, '17 シンガポール

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