世界遺産 ホヤ・デ・セレン遺跡 (中米・エルサルバドル)

2016年, 2014年, '14 エルサルバドル Add comments

ホヤ・デ・セレン遺跡

エルサルバドル共和国にある ホヤ・デ・セレン Joya de Cerén に行ってきました。
ここは中米でも特に訪れる人が少ない世界遺産。1976年に発見された遺跡で、火山灰に埋まっていたため保存状態が良く1300年前のマヤ文明圏の集落跡を見られます。

ホヤ・デ・セレンの考古遺跡
Joya de Cerén

ロサンゼルスからアビアンカ航空で中米のエルサルバドル共和国へ
首都サンサルバドルから30km、車で約40分

【営業時間】 午前9時~午後4時
【定休日】 月曜日
【入場料】 3 USD
【URL】 www.fundar.org.sv/e_joyadeceren.html

行き方

エルサルバドルの首都 サン・サルバドル San Salvador から北西に30km。
それほど距離はありませんが、現地にツアーが存在せず、公用語がスペイン語であり、そしてサンサルバドル中心部の治安が著しく悪いので中米では観光客がほとんど寄り付かない国です。

エルサルバドル旅行記

Kitagawaは二度目のエルサルバドル旅行であり、スペイン語も話せますので空港でレンタカーを借りて自分で運転して来ました。道路は完全に舗装されていて分かりやすく、サンサルバドルを離れてしまえば景色も牧歌的です。

Joya de Cerén

この一帯にはいくつか古代文明の遺跡があり、近くの サン・アンドレス遺跡 San Andrés と合わせての観光がオススメ。チャーター車を使う旅行者がほとんどで、個人旅行なら シェラトン・プレジデンテ・サンサルバドル など外国人に慣れた信頼できるホテルでアレンジしてもらうと良いでしょう。

Joya de Cerén

サンアンドレス遺跡からホヤデセレン遺跡まで10km。車ならアッと言う間で15分足らずで入り口に到着しました。首都サンサルバドルから自力で来るバックパッカーさんなら西バスターミナルから オピコ San Juan Opico 行きバスで乗換え無しに来られます。

Joya de Cerén

入場料とパーキングの料金。
昔は数十円で見られたのに値上がりしました、エルサルバドルの通貨は米ドルです。

行き方

遺跡の地図

割と狭い遺跡で、整備された遊歩道を一回りするだけなら15分くらい。
公開されている建物は10棟で、名称が掲載された地図の拡大図を こちら にアップしてあります。

ホヤデセレン遺跡

ここはエルサルバドルで唯一のユネスコ世界遺産で、1993年に文化遺産 ホヤデセレンの考古遺跡 Joya de Cerén Archaeological Site として登録されています。

ユネスコ世界遺産

エルサルバドル 世界遺産

ホヤ・デ・セレンの考古遺跡

ホヤデセレン遺跡 Joya de Cerén

まずは1つ目の建物群。
大きな屋根がかけられ、深く掘り下げられた壁面には火山灰が層を成しているのが見えました。手前が貯蔵庫で奥が公共の建物だったそうです。日干しレンガ造りと聞いていますが土壁のように見えました。

Joya de Ceren

ホヤデセレン遺跡

Bodega

Bodega

Casa Comunal

Casa Comunal

続いて2つ目の建物群。
出土品から農耕民の集落と考えられており、3軒並んだ建物は左からお家、蔵、お風呂といったところでしょうか。ここで注目は右奥の丸い穴が開いた遺構で、これは テマスカル Temazcal というインディアンの蒸し風呂。順路の最後でレプリカを見ることができます。

Casa de Habitación

ホヤデセレン遺跡

Casa de Habitación

Joya de Ceren

遺跡の周辺はこんな感じ、下に川が流れていました。
かつてはトウモロコシを二毛作で栽培し、庭でお花を育てて、周りにグアバやカカオの木があったことが研究で分かっています。

エルサルバドル 世界遺産

エルサルバドル旅行記

3つ目の建物群。
こちらは神聖な場所だったようです。

Joya de Ceren

Lugar Para la Adivinación

一番手前は占いのための場所、裏側から見たところです。
壁に特徴的な格子状の通気口がありますね。

Joya de Ceren

Espacio para Celebraciones Importantes

中央の複雑な建物は重要な祝い事に使われた場所。

Joya de Ceren

Casa de Habitación y Bodega

住居跡です。
きちんと間取りがあり、どこで料理をしていたのかも特定されているそうです。

Casa de Habitación

Réplica de Temazcal

順路の最後にあるのはマヤの共同風呂、テマスカルの模型。
蒸してサウナのようにして使ったそうで、中に入ることもできました。

Réplica de Temazcal

Temazcal

博物館・資料館

駐車場の横に資料館があり、出土した器や古の建築様式が簡潔にまとめられていました。スペイン語だけでなく英語の解説もあって分かりやすく、ここを見ておくと理解が深まります。

博物館

資料館

Joya de Cerén Archaeological Site

Joya de Cerén Archaeological Site

発掘調査の様子。
ホヤ・デ・セレンは6世紀の火山噴火によって近年まで火山灰に埋まっていたので保存状態が良好です。つまり5~6世紀の農村ということですね。同じく火山灰に埋まっていたイタリアの ポンペイ遺跡 になぞらえて メソアメリカのポンペイ Pompeii of the Americas とも呼ばれるのだとか。

発掘調査

ホヤ・デ・セレン

ホヤデセレン

ホヤデセレン

ホヤ・デ・セレン

土の壁の中に交差した竹が埋め込まれています。

土壁

Architecture

ホヤデセレン

ホヤデセレン

Storage Rooms

メソアメリカの古代遺跡群。
拡大図を こちら にアップしてあります。次はグアテマラをゆっくり回ってみるつもり。

中米の遺跡

マヤ遺跡と言えば巨大な石造建築ばかり目立つ中、当時の生活を知ることができる集落は珍しく貴重な存在。
ホヤ・デ・セレンは規模が小さいこともありわざわざ訪れようという方は少ないかもしれませんが、数少ないエルサルバドルの見どころであり近くの サン・アンドレス遺跡 San Andrés と合わせてようやく来ることができました。ユネスコ世界遺産に登録されたことにより整備されて見学しやすくなったので、今後観光客が増えることと思います。

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