カフェ「デメル DEMEL」@オーストリア・ウィーン

2013年, 2012年以前, '13 オーストリア, オーストリア Add comments

カフェ デメル ウィーン

Kitagawa@オーストリアです。ウィーンにある「デメル DEMEL」の本店にやってきました。
今や日本にもたくさんのショップがあり、特にここのトルテは有名ですね!以前もデメルは記事にしていますが、今年も何度か立寄りましたので改めてご紹介したいと思います。

デメル DEMEL ウィーン

お店の起源は1786年まで遡るので、実に200年を超える歴史がある老舗カフェです。
クリストフ・デメルに店舗が譲渡されたのは1857年のことで、後に現在の場所にカフェが移されたそうです。デメルはウィーン宮廷御用達となっており、今でもかつてオーストリアに君臨したハプスブルク家の紋章をロゴとして使用しています。

入口を入ると、すぐにケーキが並んだショーケースがあり、ショップも併設されています。
1階で大きなスペースを占めているのはガラス張りの工房で、デメルのケーキが作られていく様子を見学できます。ただし写真撮影禁止なのでご注意を。

カフェ デメル DEMEL ウィーン

奥にはお席もありますが、窮屈な感じは否めません。
コーヒーをゆっくりいただくなら、階段を上って2階席へ。ただし日中はかなり混み合います。

カフェ デメル ウィーン

写真はお店の了承を得て、お客さんの少ない時間帯に撮影させていただきました。
シャンデリアが下がり、窓からの採光も良く、なかなか明るい店内です。

ウィーンと言えばウィンナーコーヒー。単にコーヒーを頼めば、お水とホイップされたクリームが一緒に提供されます。
分けて出てきますので、入れるクリームの量はお好みで。自然な甘みなので、コーヒーの香りを邪魔することがありません。お値段は4.8ユーロなり。

デメル DEMEL

僕は一日中コーヒーを手放せないほどのコーヒー党で、朝はラテ、日中はカプチーノ、食後はエスプレッソが定番です。たいていは全自動エスプレッソマシーンで淹れたものなので、こんな贅沢なコーヒーはなかなか飲む機会がありません。

そうそう、ヨーロッパではアイスコーヒーをほとんど見かけませんが、オーストリアでは飲むことができます。
まぁデメルまで来てアイスコーヒーを頼む人も少ないかと思いますが、暑い日にはこれが一番です。

アイスコーヒー

お隣の人が飲んでいて美味しそうだったアイスフロートも注文してみました。
クリームが細いストローに詰まってしまい、これは飲むのにとても苦労しました。(笑

カフェ デーメル

リキュール入りのコーヒーも4種類あり、いずれも 7.8ユーロ。
デメルオリジナルのAnna Demel Kaffeeは、オレンジリキュールが入っています。

カフェ デメル

寒い夜や気分の乗らないとき、コーヒーに少しばかりリキュールを垂らすと体が温まります。
僕が自宅に秘蔵しているお気に入りのお酒は、ヴァナ・タリン Vana Tallinnというエストニア産のリキュール。これはコーヒーによく合うのですが、少し珍しいお酒なのでタリンの旅行記で改めてご紹介しましょう。
余談ですが、日本の喫茶店にはお酒の入ったコーヒーはもちろん、ワインやビールもメニューに載っていません。これは食品衛生法では喫茶店営業でアルコールの提供が許可されていないことが大きな理由だったりします。

閑話休題、デメルはフードも色々と揃っています。
もちろん先日ご紹介したヴィーナー・シュニッツェルもちゃんとメニューに載っています。ただし朝の時間帯は軽食のみで、お料理の注文を受けていませんのでご注意を。

今の時期はアスパラガスが旬なので、ステーキとアスパラガスのセットを注文してみました。
お隣ドイツのシュパーゲルに比べると、随分と大人しい一皿かな。

デメル ウィーン

今回の滞在中ですっかり気に入ったのは、こちらのグラタンです。
あまりの懐かしい味に感動してしまいました。サービスで付けていただいたサラダもシンプルながら食べだすと止まらない味付けで、これぞ喫茶店のお食事!という感じです。

デーメル ウィーン

デメルに来たらケーキも外せません。
店内でいただく場合、指さしでオーダーすると紙片をくれるので、それをテーブル担当のスタッフに渡して、お席まで運んでいただきます。行かれる方、このシステムを覚えておくと戸惑わないと思います。

デメルのケーキ

僕のおすすめはこちら、冒頭にも写真を掲載した アンナトルテ Anna Torte です。
チョコレート好きにはたまらない一品で、オレンジピールの仄かな香りが良いアクセントになっています。

Anna Torte

頼めばホイップクリームも付けていただけますよ。
ちなみにアンナの名称は、3代目当主のアンナ・デメルから取られているそうです。

でも、日本人観光客に人気なのはきっと ザッハトルテ Sacher Torte なんでしょうね。
元祖のザッハーと並び、デメルのザッハトルテも負けてはおりませんので、ぜひお試しあれ。

デメル
DEMEL

【住所】 Kohlmarkt 14, 1010 Wien, AUSTRIA
   オーストリア、ウィーン、コールマルクト14番地
【TEL】 +43   1 535 17170
【URL】 www.demel.at/
【営業時間】 09:00~19:00

日本にあるデメルのショップはこちら:
   www.demel.co.jp/company/shops.html

デーメル DEMEL ウィーン

おまけ

名前の出た ザッハー SACHER も、ウィーンでは有名なカフェです。

ザッハー SACHER

ケルントナー通りに面しているので立寄りやすいカフェの一つですが、ここも非常に混んでおります。
夜1時まで営業しており、滞在先のホテルブリストルウィーンからも歩いてすぐで、とても便利でした。

カフェ ザッハー ウィーン

ちなみに、今回はあえてザッハートルテの写真は載せていません。
次回ウィーンに来た時のネタが無くなってしまいますので…(笑
スイーツ好きの方、ぜひご自身でデメルとザッハーのトルテを食べ比べしてみてください。

“カフェ「デメル DEMEL」@オーストリア・ウィーン”へのコメントが 6件あります

  1. 東人 Says:

    これ、かなり気になります。
    >ヴァナ・タリン Vana Tallinnというエストニア産のリキュール

    日本でも売っているのかな?と思ったら、
    なんと!
    売ってました。
    しかも、楽天に出店していたので、速攻で注文です(^^)

    ということで、来週からは、ネスプレッソをベースにリキュール入りコーヒーを楽しみます。
    問題は、デメルのレベルのホイップクリームは、家庭では作れないことですね(笑)

  2. kitagawa Says:

    東人さん、こんばんは。

    余談で書いたヴァナタリンに反応していただき、ありがとうございます。コーヒーに入れやすいクリームタイプも売られていますが、僕は普通のもの(茶色い透明)の方が好み。
    バルト三国はかなりコーヒーが飲まれているようで、しかもアイスコーヒーやリキュール入りなどバラエティ豊か。各国それぞれコーヒーに合うリキュールを作っているようなので、飲み比べしてみるのも面白そうです。

    エストニアは2年連続で訪れるので、今年こそはblogにアップせねば…

  3. 東人 Says:

    ステーキハウスで、「お肉でなくて、付け合せのマッシュポテトを誉める」ようなコメントをしてしまい、恐縮です。
    デメルは行きそびれたので、ウイーン再訪の折には、立ち寄りたいと思います。
    デメルのカフェは、日本でも東京・原宿にあったのですが、無くなってしまいました。
    なぜかラントマンが、ジェルボーと同じビル(表参道近くのAOビル)にありますが、ケーキやお料理、サービスはイマイチですね。ジェルボーの方が寛げます。

    どうゆうわけか、最近、青山通り沿いにオーストリア・ハンガリ帝国のお味が集結しています。
    青山一丁目のドイツ文化センターに入居している「ノイエス」が、この界隈のトルテではベストなんじゃないか、と思います。
    東京でトランジットの折にはお立ち寄りしては如何でしょうか。

  4. kitagawa Says:

    東人さん、こんばんは。
    ケーキは日本で食べるのが一番口に合うというのが正直なところ。トルテは日持ちするので、本店から持ち帰って日本のものと並べて食べ比べしてみるのも面白そうです。

    どういう訳か今年は東京を経由する機会が少なく、行きたいお店がたまってしまい困り果てています。秋の渡米も、この調子だとバンコクからロサンゼルスに直行になりそうな雲行き…
    なんとかフライトスケジュールを曲げて、東京に立寄りたい今日この頃です。

  5. Royal Says:

    昔から旅行記、そして飛行機など楽しく見ています(^ ^)

    少し時間ぎ出来たらユーロ圏を鉄道や船と組み合わせて行きたいなぁと思っていてやはりとても参考になります‼
    このトルテは毎日食べてしまいそうで危険です(^_^;)

    素敵なUPですね(^_−)−☆

  6. kitagawa Says:

    Royalさん、こんにちは。
    以前からご覧いただいているとのこと、ありがとうございます!

    ヨーロッパは鉄道網が発達しているので、ネットでの時刻表のリサーチや鉄道パスをうまく使うと、ほんとどこへでも行けます。僕はいつも真っ先に DB(ドイツ国鉄)のサイトを開いています。
    あと、時間がゆるせば船の風情もなかなか良いもの。ヨーロッパで船旅となると、地中海のクルーズが真っ先に思い浮かびますね。気軽に乗れる国際航路では、フィンランドからバルト三国へのショートトリップや、ドナウ川の高速船も気に入っています。スウェーデンからフィンランドへのタリンクも豪華でおすすめ。いずれも年内にアップする予定なので、またご参考になれば幸いです。

    ご出発の際は、ぜひRoyalさんのご旅程を教えてください。
    今後とも、どうぞよろしくお願いします。

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