2019
10.05

ザ・ブセナテラス (日本・沖縄)

ブセナテラス The Busena Terrace

沖縄を代表する高級リゾートの一つ、ザ・ブセナテラス The Busena Terrace
いつか泊まってみたいと思っていたホテルですが…ここは期待し過ぎてしまったかな、立地は良いのですが古いファミリー向けホテルという様相でラクシャリーからは程遠く、お天気含めて印象に残らない滞在となってしまいました(涙

ザ・ブセナテラス
The Busena Terrace

【住所】 沖縄県 名護市 喜瀬1808
【TEL】 0980-51-1333
【FAX】 0980-51-1331

ご予約

事前決済でお得なプラン
   じゃらん予約: ザ・ブセナテラス

この年の沖縄旅行は9月に半月の日程で6か所のホテルに滞在。
基本的には国際的なチェーンに属するホテルを選ぶことが多いのですが、一か所だけ沖縄のリゾートとして昔から名前をよく聞く ザ・テラス・ホテルズ からブセナテラスを選んでみました。

ザ・ブセナテラス

ロビー

レンタカーで到着し、車はバレーパーキング。
客室数の多いホテルですがウェルカムドリンクをいただきつつ座ってのチェックインでした。そう長くは待たされませんが何事においても微妙に間が空くことが多く、規模の割にスタッフが足りていない印象を受けます。お部屋までは外国人のベルがエスコートしてくれました。フロアによってはロビーのあるセントラルタワーとの間で通り抜けができないので、しっかり道順を覚えておいた方が良さそうです。

The Busena Terrace

デラックスナチュラル ガーデンビュー

ブセナテラスは2019年4月から全室禁煙になっています。
スタンダードなお部屋の広さは36㎡。一番安いガーデンビューですが左手に少し海を見ることができました。しかし館内で別れて行動したり水遊びをするであろうリゾートなのに未だにカードキーではなく鍵で錠を開けるとは不便でなりません。

ブセナテラス

築年数の割に綺麗に保たれた室内。家具はナチュラル感のある素材で、クッションなども可愛らしく、全体的には明るくカジュアルにまとめられています。日本のホテルで壁がペイントなのも珍しいですね。窓からの眺めを大切にするためにシンプルな色と造りを目指したそうですが、主張が弱く説明されないと分からないようなコンセプトは今後まったく流行らないだろうなぁとも思ったり。

デラックスナチュラル ガーデンビュー

ブセナテラス

ザ・ブセナテラス

ベッド

アーモアが大きく圧迫感があります。
その割に収納されているテレビは小さく(旅先でテレビを見ることはありませんが)バランスの悪さと古さを感じました。フリッジには予めドリンクが入っていてミニバーのリキュールも充実していました。

ブセナテラス

フリッジ

ミニバー

バスルーム

詰め込み感がありますが、バスタブのほかにシャワーブースも設けられており、限られた面積に上手くレイアウトされています。僕らは使いませんが使い捨てのアメニティも一通り揃っているようです。

バスルーム

アメニティ

アメニティ

クローゼット

クローゼット

朝食

朝食は泊まっているノースタワー2階の「ラ・ティーダ」にて。
とても混むようで、この価格帯のリゾートホテルで朝食の順番待ちを初めてしました。人数と名前を紙に書かれて、ファミレスよろしく順番が来ると大声で名字を読み上げられます…もう興ざめも良いところ!バッフェの内容は沖縄らしさに欠けて平凡なもの。アイオープナーとして非常に苦いゴーヤ100%ドリンクが置かれていますが、隣のテーブルのご家族はそれを罰ゲームで飲むというジャンケンで盛り上がっていました。

レストラン

朝食

レストラン

プール

The Busena Terrace

ザ・ブセナテラス

遠方に見えている建物は オキナワ・マリオット・リゾート&スパ です。
このページの先頭の写真はマリオットのお部屋から望遠レンズで撮影しました。

ジム

ジム

感想

9月という時期的なものか、ゲストは乳幼児を連れたファミリーばかり。
ブセナテラスの公式サイトが謳う「大人のための極上のリゾートライフを演出」とは程遠く、完全にホテル選びを間違えました。なるほど外国人ゲストがまったく居ないわけです。リピートする価値の無いホテルは当ブログで原則取り上げないのですが、長年憧れのホテルだったので宿泊記を残す次第です。館内でカフェやレストランも利用していますが、いずれも特筆に値せず割愛しますことご了承ください。

The Busena Terrace

少しプールサイドやビーチを歩くこともできましたが、滞在時は残念ながら台風に当たってしまいました。屋内プールは子供達で芋の子を洗うような状態、館内のライブラリーは学術書や写真集がメインで小説など暇つぶしの役に立つものは無く、ヨガなどのアクティビティはすべて有料。有料にも関わらず、例えばサンセットヨガは週に2度だけ、最大10名までなど使い勝手の悪いこと!
カフェでは生演奏があったり夕方にはプールサイドでサックスを奏でていたりと雰囲気作りをしているのですが、そういった情報が周知されておらず空回りしています。このホテルのピークは恐らく九州・沖縄サミットの頃で、そう言えばここ10年くらいはホテルランキングでもまったく名前を見なくなりましたね。

ザ・ブセナテラス

感想をツイッターでつぶやいたところ、ザ・ブセナテラスには二度と泊まらないとお考えのフォロワーさんも複数いらっしゃり、もし予約するなら同じ敷地内にある ザ・テラスクラブ・アットブセナ を選ぶべきとの口コミをお寄せいただきました。立地は良いのでお天気に恵まれればもう少し気持ちよく過ごせたのかも知れません。なお、子供向けのアクティビティが充実している訳でもありませんので、仮に家族連れで泊まるにしても恩納村にあるリゾートホテルを選ばれた方がパフォーマンスが高いと思います。

プロフィール
Kitagawa

Kitagawa
南国のアイランドリゾートから地球の果ての辺境まで、4か国語の会話力を駆使して2008年から2024年までに100か国以上を旅しました!飛行機の搭乗歴は1000回を超え、2012年にはFAA(アメリカ連邦航空局)のパイロットライセンスも取得。バンコク在住。
当ブログでは今まで訪れた旅先から、写真を17205枚と心に残った体験を1101件公開しています。(2024.03.19)

2019年, '19 日本

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

CAPTCHA