2015
03.25

米ドル札を刷っている製版印刷局を見学 (ワシントンDC)

アメリカ合衆国 製版印刷局 見学

ここはオススメ!アメリカ合衆国 製版印刷局 Bureau of Engraving and Printing です。いわゆる造幣局で、米ドル紙幣はここで印刷されています。大量のお金が山積みになっている様は圧巻!無料ツアーで誰でも中を見学できますよ。

製版印刷局 ワシントンDC

場所はアメリカ合衆国の首都、ワシントンDCの中心部。
歩いて来やすい立地で、ワシントン記念塔 Washington Monument からは10分くらい、地下鉄のスミソニアンメトロ駅からも2ブロックの距離です。

見学ツアーは無料で、朝9時から15分間隔で催行されています。

訪れた2015年1月はオフシーズンということもあって午後2時まで。14th Street沿いにあるTour Entranceに直接行ったら次のツアーに入れました。一方、ピークシーズン(3月の最初の月曜から8月の最後の金曜まで)は混むため整理券が必要です。朝8時から正面の15th Street側で配布され、その日の分が無くなり次第終了となるそうです。

Bureau of Engraving and Printing

次のツアーが始まるまでの間、アメリカのお金にまつわる展示を見学しました。
目新しい内容はありませんでしたが、このエリアのみ撮影OKです。

Bureau of Engraving and Printing

アメリカ合衆国 製版印刷局 見学

お、新100ドル紙幣ですね。

米ドル紙幣

最新技術が施された新100ドル札について詳しい日本語の解説がこちらにあります。
以下は新5ドル札に導入された数々の偽造対策です。

製版印刷局 ワシントンDC

そうこうしているうちにツアー開始の時間になり、オリエンテーションを受けてから迷路のような細い通路を通って米ドル工場へ。今まさにお金をガンガン作っている様子を上からガラス越しに覗くことができます。思ったより少人数でこじんまりと刷っており、見ている方は楽しいものの仕事としてはなかなか大変そう。

中は撮影禁止ですが、Voice of America の www.voanews.com/content/us-money-factory-prints-distinctive-dollars/1846717.html の記事に分かりやすい動画が掲載されていました。

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僕らも見ましたよ、新5ドルの印刷機!

見学はガイドさんの丁寧な解説付きで、断裁、ナンバリング、検品、梱包のラインへとコースは続きます。これだけ大量に積み上がっているとお金というリアリティがなく、それが返って面白いですね。もともと工場見学などが大好きなので見ていて飽きません。

こちらは100万ドル分のキャッシュ。まだカットされていないのがいかにも造幣局らしいところ。

アメリカ 造幣局

ショップでは刷りたてのお金も販売しています。(笑
製版印刷局は断裁前の米ドル紙幣をシートで販売している唯一の場所なので、僕もお土産に買ってみました。人気の高いショップなのでお見逃しなく!

ワシントンDCのど真ん中、観光客がふらっと来られるようなところでお金を印刷していることに驚きますが、それを無料で公開しているのも太っ腹です。お金が好きな人は幸せな気持ちになれるかも?ちょっと変わったワシントンDCの見どころとして、Kitagawa一押しです。

製版印刷局
Bureau of Engraving and Printing

【住所】 14th and C Streets, SW Washington, D.C. 20228 U.S.A.
【TEL】 +1   202 874 4000
【URL】 www.moneyfactory.gov/tours/washingtondctours.html

パンフレット

See America’s Money Being Printed (4.5 MB)

プロフィール
Kitagawa

Kitagawa
南国のアイランドリゾートから地球の果ての辺境まで、4か国語の会話力を駆使して2008年から2024年までに100か国以上を旅しました!飛行機の搭乗歴は1000回を超え、2012年にはFAA(アメリカ連邦航空局)のパイロットライセンスも取得。バンコク在住。
当ブログでは今まで訪れた旅先から、写真を17205枚と心に残った体験を1101件公開しています。(2024.03.29)

2015年, '15 アメリカ合衆国

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