お粗末!ANA B787-10 ビジネスクラス搭乗記 (バンコク-成田)

2019年, '19 タイ, '19 日本 Add comments

ANA B787-10 ビジネスクラス搭乗記

バンコク発東京行きのANAビジネスクラス搭乗記、今回は成田線にしてみました。機材はB787-10型機、シンガポール航空で続けて乗っていたので…つい比較してしまい、あらゆる点で至らなさやケチ臭さが目立つフライトとなりました。全日空ファンの方は読まないことをおすすめします。

ANA Boeing 787-10

BKK 06:45発、NRT 15:00着のNH806便。
日本における国際線から国内線への乗継ぎは、バスに乗ってターミナル間を移動する羽田空港ではなく歩いて行ける成田経由にしてみましたが…なんと朝4時台のチェックインですよ、LCCかよ!この便に乗ることは今後二度とありませんが、旅行者の都合などお構いなしの輸送効率優先のスケジュールには参りますね。

ルメリディアン スワンナプーム バンコク ゴルフリゾート&スパ

朝早いので ルメリディアン スワンナプーム バンコク ゴルフリゾート&スパ に前泊しました。
空港送迎もホテルに依頼し、朝食こそ間に合いませんが(希望すればお弁当を用意してくれるそうです)朝4時ちょうどにモーニングコールをいただき、スムーズにスワンナプーム国際空港に来られました。

バンコク空港送迎

チェックインカウンターは長い列を成しており、ダイヤやビジネスクラスの所も1~2組待ち。一方で左端のバゲージドロップのカウンターは待っている人が誰もおらずすぐに搭乗券をもらえましたが…なぜ皆さんセルフチェックインをされないのか不思議ですね。
荷物が96kgを超えるとJALを利用するのですが、今回はぎりぎりANAで行ける重さです。

バンコク旅行記ブログ

タイ航空はもちろんシンガポール航空をはじめJALやキャセイパシフィック航空など主なキャリアは自前のラウンジをバンコクに構えていますが、ANAのみは他社に丸投げのビジネスクラスラウンジ。この時間帯は エバー航空ラウンジ がオープンしていないので ミラクルラウンジ を案内されました。

Miracle Lounge ミラクルラウンジ

搭乗口は最果てに近いE7ゲートで、朝から歩かせます。
スーパー何とかカードを乱発しているので優先搭乗のスタアラゴールドがエコノミークラス以上に並ぶのが全日空らしくも異様な光景。そしてPBBは一つしか使わないようでボーディングに時間がかかります。すべてのパッセンジャーがビジネスクラスキャビンを通過するのもいかがなものでしょうか?オーバーヘッドコンパートメントに荷物を上げている時にエコ客ファミリーに「すみません早く通して欲しいんですけど」なんて催促されたのは千回以上飛行機に乗っていて初めての体験です。

ANA B787-10 ビジネスクラス シート

シートは窓側にオフセットしている15Aを予約しましたが、窓が一つ少ないとは知らずに大失敗。ウェブの座席選択では窓が少ないことは分からない表示となっており、改善を求めたいところです。

ANA ビジネスクラス シート

出発前にウェルカムドリンクのサービスがあり、わざわざシャンパンではなくスパークリングワインを選んで積んでいるそうです。かろうじて足の付いたグラスで供されましたが使い捨てのプラスチック製で、何もかもワンランク落として来るのが滑稽ですらあります。挨拶の後、雑誌の希望を訊かれたのでフィガロをお願いしたところ、調べてきますと待たされた挙句に「ありませんでした」との回答で、僕も何を積んでいるのか不勉強ではありますがクルーも雑誌のタイトルを把握していないとは驚きました。

ウェルカムドリンク

ほぼ定刻通りの06:42ドアクローズ、06:46プッシュバック。
シップはボーイング787-10型機で、レジはJA900Aでした。新しい飛行機ですが、リモコンが体の真横に正面を向いて付いていたり、フタを閉められる収納スペースも手の届く範囲に無く、シート周りのレイアウトは他社の同じ機材に比べて極めて悪い。眠りやすいようにマットレスが用意される程度の特徴しか感じませんでした。

全日空 B787-10 ビジネスクラス

離陸後しばらくしてメニューとおしぼりが配られました。
機内食は和食をオンラインで予約しましたが、伝わっていないのか改めて何にするか尋ねられました。ちなみに何にするかと言っても「和食」「洋食」しかなく、洋食はオムレツ・チキンソーセージ・クロワッサンの一択。シンガポール航空の軽食であるスリーパーサービスにすら及ばない寂しい選択肢で、事前に予約しているのだから黙って和朝食を出された方がスマートだと思います。

ANA B787-10 ビジネスクラス搭乗記

食前には日本酒をいただきました、時間は出発からちょうど一時間経っています。
前菜は玉子豆腐餡かけ、鴨ロース煮、アスパラガス生ハム巻き、焼き板かまぼこ。メインは白身魚の煮付け。さすがに和食は機内食として完成度が高く、玉子にワカメが入っていて美味しい。ご飯を含めてしっかり熱いのも良いですね。

ANA ビジネスクラス 機内食

食後はIFEをチェックしましたが、日系キャリアにも関わらず邦画が少なく、また最新の洋画も日本語への吹替えがされていないなど、プログラムにお金をかけていないのは明らか。機内ではあまり劇場に行ってまで見ることのない邦画を楽しみにしているのですが、文句を言っても仕方が無いので気分を変えて落語を聴いてみました。

ANA 落語

ヘッドホンはノイズキャンセリング機能が無い貧弱なもので、しかも途中で音が聞こえなくなってしまい…何か操作を誤ったかと思ってクルーに声を掛けたところ、頻繁に起きることなのか「交換しますね」という軽い反応でした。機内の静粛性が高い781だからノイズキャンセリングなど不要と考えたというより盗難対策でヘッドホンの性能・品質を下げているのかな?と邪推してしまいました。

全日空 ビジネスクラス シート

その後少し休みましたが、小腹が空いたのでラーメンを頼んでみました。
一風堂ラーメン空の上のトンコツ「そらとん」という品で、口コミによると濃厚な豚骨スープは地上で食べる一風堂のそれに近いという評価を得ているようです。普段まったくラーメンを食べないせいか、細麺のひ弱さと後味のクセが僕の口には合いませんでした。軽食は他に「かき揚げうどん」「ベジタブルカレー」「三色丼」「ポークハムと玉子のクロワッサンサンドイッチ」を積んでいます。

ANA 一風堂 ラーメン

また、到着前には機内食のメニューに載っているアミューズを配っていました。
わざわざ注文しませんが、こうしてお席まで持って来てくれると食べてみよう…という気になりますし、フードロスも減らせる一石二鳥のアイデアだと思います。しかし多くの航空会社ではチョコレートを出すタイミングですよね、終盤にアミューズが出されることに違和感を覚えるパッセンジャーも少なくないと思うのですが…もし満席で物が足りない場合にどうするのかも気になるところです。

全日空

目的地の約100マイル手前。
機内からは御蔵島と三宅島が見えました。

三宅島 御蔵島

成田空港に着陸、ほぼ定刻通りに206番スポットに駐機。
15:06ドアオープン、ランプバスにて15:14にターミナルへ到着しました。日本側もオープンスポットで降機は一か所のみという、パッセンジャーなど並んで待たせておけば構わないという考えが終始伝わってくるようなオペレーションでした。最近のANAがこれほどお粗末だとは知らずに年内あと二往復買ってしまっているので…この調子だと先が思いやられます。

ANA Boeing 787-10

前回、ANAのビジネスクラスでバンコクから羽田に着いたときは計器の不具合で出発が遅れて乗継ぎの 長崎行きに間に合わず に羽田で一泊する羽目になりましたが、今回は乗継ぎの国内線が技術的な問題を解決できずにまさかの欠航!しかも搭乗開始予定時刻を過ぎてからアナウンスされて呆れました。そして、欠航のフォローは交通費を後日清算するための封筒を配るだけで、振替えなどの対応は(自社便・他社便ともに)一切応じないという強硬な姿勢に言葉を失います。今回は特別な事情があったため最終的には当日の別便にて目的地へ運んでもらえましたが、その交渉・調整には根気と時間を要しました。対応に奔走してくれた地上職員お三方には感謝しておりますが、同日中の便は満席のため欠航便に予約を持っていたパッセンジャーは僕以外全員が新幹線を利用されたそうです。

“お粗末!ANA B787-10 ビジネスクラス搭乗記 (バンコク-成田)”へのコメントがありました!

  1. pojya Says:

    ANAのフライトお気の毒様です。ANAのプラチナサービスそしてダイヤモンドサービスが始まった時から5年前までずっとダイヤモンドステータスでした。ANAと決裂したのは予約センターの無知だった事です。ANAは今とても利益を出し機材も有効活用しています。KUL発にしてもかなり早朝時間帯です。JALは余り早朝出発というのは少ないと思っています。一風堂のラーメンですが実はあればインスタントです。ギャレーではインスタントにお湯を入れて麺を解した後、器にスープの素を入れてお湯を注いでいます。ファースト設定がある路線では担当CAは2名だけでギャレーには2台の電子レンジが備え付けられています。JALから言わせるとファーストは時間を掛けてスチームオーブンで温めるべきだという事です。LHR線に就航したビジネススイートは評価できますがサービスについてはJALより悪いと思っています。

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